令和8年度民間企業における女性活躍促進事業

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女性活躍推進について

女性活躍推進の必要性は感じているものの、何から始めればよいか迷っていませんか。
女性活躍推進法の改正により、従業員数101名以上の企業では、男女間賃金差異や女性管理職比率の公表が義務付けられました。
まずは法改正の内容を理解し、自社の現状を把握することから始めましょう。
取組を通じて、貴社にとっての意義やメリットも整理することができます。

女性活躍推進法とは?

女性活躍推進法は、企業による女性活躍の状況把握・情報公表と行動計画の策定を通じて、男女がともに働きやすい職場環境の実現を目指す法律です。
直近の改正では、これまで従業員数301人以上の企業に公表が義務付けられていた男女間賃金差異について、101人以上の企業に公表義務を拡大するとともに、新たに女性管理職比率についても101人以上の企業は公表が義務付けられました(従業員数100人以下の企業は努力義務の対象です)。

企業等規模 改正前 改正後
301人
以上
男女間賃金差異に加えて、2項目以上を公表 男女間賃金差異及び女性管理職比率に加えて、2項目以上を公表
101〜
300人
1項目以上を公表 男女間賃金差異及び女性管理職比率に加えて、1項目以上を公表

従業員数が301人以上の企業は、以下の4項目以上の情報公表が義務付けられました。

  • 男女間賃金差異(令和4年7月8日から義務付けられています)
  • 女性管理職比率(令和8年4月1日から新たに義務付け)
  • 女性労働者に対する職業生活に関する機会の提供に関する実績
    (表1の7項目から1項目以上を選択して公表)
  • 職業生活と家庭生活との両立に資する雇用環境の整備に関する実績
    (表2の7項目から1項目以上を選択して公表)

従業員数が101〜300人の企業は、以下の3項目以上の情報公表が義務付けられました。

  • 男女間賃金差異(令和8年4月1日から新たに義務付け)
  • 女性管理職比率(令和8年4月1日から新たに義務付け)
  • 女性労働者に対する職業生活に関する機会の提供に関する実績、または職業生活と家庭生活との両立に資する雇用環境の整備に関する実績(2つの表の14項目のうち1項目以上を選択して公表)

<表1>
女性労働者に対する職業生活に関する機会の提供

以下の7項目から1項目以上を選択

  • 採用した労働者に占める女性労働者の割合
  • 男女別の採用における競争倍率
  • 労働者に占める女性労働者の割合
  • 係長級にある者に占める女性労働者の割合
  • 役員に占める女性の割合
  • 男女別の職種又は雇用形態の転換実績
  • 男女別の再雇用又は中途採用の実績

<表2>
職業生活と家庭生活との両立に資する雇用環境の整備

以下の7項目から1項目以上を選択

  • 男女の平均継続勤務年数の差異
  • 10事業年度前及びその前後の事業年度に採用された労働者の男女別の継続雇用割合
  • 男女別の育児休業取得率
  • 労働者の一月当たりの平均残業時間
  • 雇用管理区分ごとの労働者の一月当たりの平均残業時間
  • 有給休暇取得率
  • 雇用管理区分ごとの有給休暇取得率

女性活躍推進に取り組む理由

人口減少と深刻な人手不足が進む中、女性活躍推進は、企業の存続と成長を左右する重要な経営課題です。

  • 優秀な人材の確保と定着
  • 法改正への対応
  • 多様な視点を通した組織の成長・イノベーション
  • 制度活用・優遇措置による経営上のメリット

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社会保険労務士や中小企業診断士などの専門家に、女性活躍推進について無料でご相談いただけます。
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女性活躍推進の現状

日本では、女性の正社員比率・管理職比率が低いことが、男女間賃金差異につながっています。


①正社員としての勤務継続の難しさ(L字カーブの課題)

日本の女性は出産・育児を機にキャリアが中断されやすく、30代で労働力率が低下する「M字カーブ」が見られます。
加えて、復職後も非正規雇用にとどまるケースが多く、正規雇用比率が回復しない「L字カーブ」も深刻化しています。

女性の年齢階級別就業形態

②女性の雇用管理の結果として現れる男女間賃金の差異

日本の男女間賃金の差異は、男性を100とした場合、女性は78.1(正社員)と大きな水準にあります。
この賃金差異は、募集・採用、配置、昇進などにおける男女差といった企業の雇用管理の結果として生じています。

男女間賃金差異と国際比較

女性活躍推進に向けた取組の流れ

女性活躍推進の取組は、まず女性活躍推進法の理解や自社の現状把握などから着手し、男女間賃金差異や女性管理職比率の公表等の基本的な対応を着実に進めることが重要です。
そのうえで、関心や課題に応じて、認定取得などの取組へと段階的に発展させていきます。

ステップ 取組内容 参考となる情報・ツール
STEP1 女性活躍推進法のポイントを知りましょう
女性活躍推進法の目的や求められる対応を理解し、法令対応に必要な取組を整理しましょう。
解説動画もございます。(令和5年度作成)
STEP2 自社の状況を把握しましょう
雇用管理の状況を整理し、自社の強みや課題を確認しましょう。効果的な取組につなげる土台になります。
STEP3 男女間賃金差異・女性管理職比率を分析しましょう 女性活躍推進法に対応し、男女間賃金差異や女性管理職比率を算出しましょう。
STEP4 一般事業主行動計画をつくって公表しましょう
現状分析を踏まえて一般事業主行動計画を策定・公表し、取組の方向性を明確にしましょう。継続的な改善が進みます。
STEP5 女性活躍に関する情報や一般事業主行動計画を公表しましょう
女性の活躍推進企業データベースで、女性活躍に関する情報(男女間賃金差異や女性管理職比率など)や一般事業主行動計画を公表しましょう。企業の信頼性や採用力向上にもつながります。

【オプションの取組】関心や課題に応じて進めてみましょう

オプション 取組内容 参考となる情報・ツール
OPTION1 他社事例を参考に取組を進めましょう
同業種・同規模の企業事例を参考にし、自社に合った取組のヒントを得ましょう。
OPTION2 女性活躍に関する理解を更に深めましょう
研修やセミナーを活用し、女性活躍の必要性や、アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)への理解を深めましょう。
OPTION3 えるぼし認定を取得しましょう
取組の成果として認定を取得し、企業イメージや対外的評価の向上に活かしましょう。
OPTION4 他社事例を参考に取組を進めましょう
同業種・同規模の企業事例を参考にし、自社に合った取組のヒントを得ましょう。

女性活躍推進の取組は、制度の理解や現状把握といった基本から、課題や関心に応じた取組へと段階的に進めていくことが大切です。
取組の進め方に迷ったときや、自社に合った方法を検討したい場合は、女性活躍推進の専門家派遣をご活用ください。
貴社の状況やお悩みに寄り添いながら、具体的な取組につながるご提案を行います。

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